肥満に至るまで
●成長期
成長期に過剰なエネルギー摂取をさせた場合、成犬・成猫になった時に肥満に陥る危険性を高めます。成犬・成猫期における過剰摂取は、可逆的な脂肪細胞の「大きさの拡大」をもたらすのに対し、成長期における過剰摂取は、不可逆的な脂肪細胞「数」の増加をもたらします。そして、成長期に好きなだけ食べさせて太ってしまった子犬は、成犬となっても、食べ物を必要以上におねだりする習慣が残ってしまい、これがまた肥満を助長します。
●成犬・成猫の肥満
肥満の状態は大きく、増大期と静止期の2つに分けられます。
増大期
自身が必要としている以上のエネルギー量摂取をすることから肥満は始まります。
過剰な摂取分は脂肪に蓄積し、体重が増加していきます。
静止期
増大期のあと、食欲が特に増加しているわけでもないのに、むしろ減っていたとしても、蓄積した体脂肪は残り、体重も変わらない時期がやってきます。この時期、ペットが実際には肥満に陥っていたとしても、ペットオーナーは、過食状態でないペットが、肥満であるという状況を受け入れられないことがあります。
|