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研究所トップ > スリムになって元気よく!アジリティ入門 > 第2回 コンタクト障害(1)シーソー
  第2回コンタクト障害(1)シーソー ポイント「スリル満点!!シーソーを楽しく!」  

CONTENTS
第2回 コンタクト障害(1)
シーソー
第4回 ハードル
第5回 ウィーブポール
第7回 ハンドリング

※ここでご紹介しているアジリティは一般の飼い主さん向けにやさしく解説したものです。練習の順番は、必ずしもこのHP掲載どおりでなくてもかまいません。ワンちゃんの成長やしつけの進み具合に合わせて臨機応変に変えましょう。もっと本格的にやってみたいという方は、教室に通って指導を受けるとよいでしょう。

 
これをマスターしよう 「待て!」と「解除(OK)」 「待て!」はアジリティ競技にもかかわる大事なしつけの一つです。できているつもりで、意外にできていない子を見かけます。「待て!」と「解除(OK)」をきちっとマスターしましょう。
 
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    ワンちゃんにリードをつけ、ほんの少し離れます。手でストップのしぐさをして、声で「待て」の命令を出します。待っていることができたら、思いっきりほめます。座らせた状態のまま、おやつを与えてもよいでしょう。       そのあと、「OK」と言って、「待て」の動作を解除し、ワンちゃんを動かしてあげましょう。解除の号令が理解出来るようになったら、はじめは「リードの長さ」ぐらいに離れ、慣れてきたら数メートル以上離れるというように、徐々に距離や時間を延ばしましょう。
●「待て」は、「待つこと自体を犬が楽しむ」ような感じで練習していきます。ワンちゃんがちゃんとおすわりをしている状態のときにほめたり、おやつを与えたりして、「座っているとえらいよ、じっとしているとえらいよ」と伝えましょう。
●解除になったら動いても良いのですが、そのあとはおやつを与えたり、あまり大げさにほめないようにします。
動いた後にご褒美がたくさんもらえると、待てずにすぐ動きたくなってしまうワンちゃんが多いからです。


ワンポイント 動いたからといってあまり叱らないように心がけましょう。さらに練習が楽しく進みます!


(*1)ダイエット中の場合はご褒美のフードも含めて一日の総カロリーを考慮する必要がありますので獣医師に相談されることをお勧めします。
それではシーソーの練習に入りましょう。
シーソーの練習

シーソーを含む「コンタクト障害」とは
1 コンタクト障害という種目は3つあります(シーソー・ドックウォーク・Aフレーム)。これらの障害には上り口と下り口に色を塗り分けられた「コンタクト・ゾーン」という部分があります。アジリティの競技会では、犬はここを必ず踏むのがルールです。コンタクトゾーンに触れることなく飛び越えると1個所につき5点の減点になります。
   
2   競技会に出ないからといって、コンタクトゾーンを飛ばせないようにしましょう。
コンタクトゾーンを踏んだり止まるというスピードのコントロールの練習をしないと、障害の途中で落ちたりする危険があるからです。ケガや事故を防ぎ、楽しむためには飼い主さんの細心の注意が必要になります。


STEP 1 まずは低くして歩かせてみましょう。

1 シーソーの支柱から板をはずし、地面に置きます。リードを持って、ワンちゃんをシーソーの低い方からフードを持った手で誘導しながら乗せます。乗ることだけでも楽しいと感じさせた方が良いので、ワンちゃんが乗った瞬間にたくさんほめます。怖がっていないようでしたらワンちゃんの鼻先にフードを持った手で誘導しながら板の上を歩かせます。

2 地面に置いたシーソーの板は真ん中まできたら、ワンちゃんの重みでやや前方に傾きます。フードを鼻先につけたまま、傾いた瞬間に「すごいね!面白いね!」と声をかけます。

3 コンタクトゾーンまでやってきたらフードを与え、「えらいね!」とほめてあげましょう。何度か練習し、ワンちゃんが楽しそうにしていたら、しつけのコーナーで紹介した「「OK~!(解除の言葉)」と声を掛けてからワンちゃんをコンタクトゾーンから降ろします。安全の為にも勝手に飛び降りたりしないようにしてあげます。




STEP 2 シーソーが落下する音に慣れさせます。シーソーを支える補助の人がいるとよいでしょう。

1 板を支柱につけます。補助をしてもらう人にお願いしてシーソーを地面に落としてもらいます。(はじめは低い位置から落とし、ワンちゃんにとって音が大きくなり過ぎないように細心の注意をしてください。) そしてワンちゃんにシーソーが落下して鳴る「バン!」と言う音を聞かせます。そのときに「おもしろいね!!」と飼い主さんは楽しそうに声をかけたり、おいしいものを与えたりおもちゃで遊んだりします。こうやって「バン!」と言うシーソーの落下音を徐々に大きくしていって慣らせます。

2 シーソーの落下音に慣れたら実際に、ワンちゃんをシーソーに乗せてみましょう。補助の人に板を持ってもらい、シーソーの上を歩かせます。飼い主さんはリードを持って横について歩きます。

3 真ん中まできたら補助の人は、ワンちゃんが怖がらないようなタイミングで静かに板を傾けます。ワンちゃんが下りてきたらコンタクトゾーンでごほうびをあげます。そして補助の人に少しずつ、シーソーの板を離すタイミングを早くしてもらい、最終的には補助が必要でなくなるまで根気良く続けます。低い位置で練習した時のように、ワンちゃんが楽しそうにし始めたら「OK(解除)」の言葉で、シーソーの板からワンちゃんを降ろします。


STEP 3 ワンちゃんだけで登って降り、コンタクトゾーンに止まる練習です。

1 補助がなくてもワンちゃんが楽しそうにし始めたら、リードをはずしてひとりで上り下りの練習です。飼い主さんは少し離れたところから、「シーソー!」の指示を出します。

2 コンタクトゾーンに差し掛かる前に「止まれ」の指示を出します。

3 コンタクトゾーンでしっかり待てているようでしたら、ワンちゃんがコンタクトゾーンにいる間にたくさんのご褒美を与え、そこで待っていると良いことがあると認識させます。そして「OK(解除)」の言葉で降りてもいいいよとワンちゃんに促しましょう。


うまくいかない理由は?
  • 怖がってなかなか出来ない
    シーソーの落下音や板が傾いたりする事は、ワンちゃんにとっては結構怖いことなのです。慣れるまではワンちゃん自身の心の準備がいるので、いやがるのに無理やりリードを引っ張らないように気をつけましょう。自分から「楽しい」と思うようになるまで落下音を聞かせてあげるだけにし、低いものや補助を付けて何回も練習します。そしてワンちゃんが楽しめるように声をかけたり、大好きなおやつの準備をしてあげてください。飼い主さんが常に楽しむことも忘れないようにしましょう。
  • 慣れるまでは補助は必須
    完全に慣れるまでは補助のない状況での練習はやめましょう。ワンちゃんが楽しくなり始めの頃は、飼い主さんもつい勢いをつけて飛び乗らせたりすることがあるようです。スピードのコントロールがまだ出来ないワンちゃんは、落ちたりして極度に怖がってしまう場合があります。その結果何ヶ月もシーソーに乗れないことがあります。練習は決まった場所(ドッグラン)で、補助に慣れた人に手伝ってもらいましょう。
  • コンタクトゾーンで止まることができない
    コンタクトゾーン内に止まれるように歩数を合わせて止まる(スピードをコントロールする)と言う事を教える根気のいる練習です。回数を重ねて、あきらめないで。
練習するときの注意
1 まだ残暑が厳しいので、お水と休憩はたっぷりとってください。時々はドッグランの外で軽くお散歩をさせたり、排せつも促します。
   
2   練習の前後は整理運動をします。リードをつけて普通に歩かせてもいいですが、スペースがあれば20分ほど自由に運動をさせて筋肉をほぐしてやります。
   
3   アジリティのルールでは競技中の排せつ行為は失格になります。トンネルなどの障害にマーキングをしたり、練習中に排せつしてしまったりする子は、練習中もこまめにドックランの外に連れて行き、ドックランの外でのトイレの習慣をつけます。普段のお散歩の時から「マーキングをしないしつけ」や「決められた場所でのトイレのしつけ」を心がけましょう。
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